洋裁用文鎮Iron
モノづくりの展示会で以前お取引のあったメーカーの方と再会しました。雑談の中で「これまで中国の工場で製造していた洋裁用文鎮の工場がなくなって困っている」とご相談を受けました。
文鎮は型の製作・成形・塗装まで複数の工程が必要な手間と技術を要する製品です。日本国内で作ろうとするとコストや納期が1.5~2倍ほどかかってしまいます。なんとか対応可能な海外の提携工場を探し試行錯誤しながら形にすることができ、現在も継続してご注文をいただいています。
モノづくりの展示会で以前お取引のあったメーカーの方と再会しました。雑談の中で「これまで中国の工場で製造していた洋裁用文鎮の工場がなくなって困っている」とご相談を受けました。
文鎮は型の製作・成形・塗装まで複数の工程が必要な手間と技術を要する製品です。日本国内で作ろうとするとコストや納期が1.5~2倍ほどかかってしまいます。なんとか対応可能な海外の提携工場を探し試行錯誤しながら形にすることができ、現在も継続してご注文をいただいています。
コロナで中国の主要な港が閉鎖される事態が続いていた頃のことです。日本のメーカー様から「中国から輸入している茶器が北の港が閉鎖している為届かなくなり困っている」とご相談を受けました。
茶器は中国北部に産地が集中しており、南部では日本式の茶器を製造できる工場がほとんどない状況でした。弊社HKCJ香港は30年以上にわたり商社としての実績があり、日本の有名テーマパーク向けにマグカップを製造している協力工場があります。
その工場に3D型からの製作を依頼し、何度も調整を重ねた結果、さらに品質の高い製品を作り上げることができました。お客様にも大変ご満足いただき、現在も継続してご注文をいただいています。
お寺で販売されている手作りの念珠型御守りが「インバウンド需要の急増に加え天然石の高騰が重なり、これまで通りの生産が難しくなってきた」とのご相談をいただきました。
この御守りは天然石を通して輪に仕上げたあと、1つずつ手作業で房を取り付ける工程があり、手先の器用な日本の職人だからこそ実現できる構造でした。そのためすべての工程を海外で対応すると品質の安定が難しいと判断しました。
そこで天然石のパーツの組み立てまでは海外の内職で行い、最後の繊細な房付けは日本国内で仕上げるという製造方法をご提案しました。
結果品質を落とすことなく納期短縮とコスト削減の両立に成功しました。
このような分業体制は、日本品質を保ちつつコストを抑える方法として他の製品にも応用できると考えています。
洋酒メーカー様より記念木箱を製作したいが初回納品までの期間が約1ヶ月と非常にタイトで、「この納期ではどこにも引き受けてもらえない」とご相談を受けました。
通常海外で製造する場合、試作から量産・出荷までに少なくとも2ヶ月は必要です。
長く付き合いのある海外の木工場に相談したところ休暇返上での対応を快諾してくれました。
又急ぎ分だけを航空便で納品し残りは船便で納めるという2段階の柔軟な納品にも対応し、無事に納期に間に合わせることができました。
弊社は代々日本人が代表を務める商社なので日本の品質や感覚を理解してくれる工場ネットワークを多数持っています。そんな協力工場があるからこそ「不可能」と言われた案件を形にすることができた一例です。
アクセサリーや布製品に取り付けるロゴ入りのブランドパーツは製品にオリジナリティや価値を加える重要な要素です。これまでアクセサリーデザイン・制作・販売に携わってきた経験を活かし、様々な真鍮製のロゴパーツを制作してきました。
真鍮パーツは比較的小ロット対応が可能なため、個人のクリエーター様のご依頼にも対応できます。ロゴデータをお預かりしての制作・手描きのラフスケッチからのデータ制作も可能です。シンプルなデザインは社内で、複雑なデザインは香港人デザイナーと連携してAI・3Dデータ化までサポートしています。
仕上がりの色味や形状も、日本人の感性に合った品質でご提供できる点が強みです。